2014 クリスマス

今日はクリスマス。町中はカップルがたくさんデート、クリスマスパーティー、いろいろ楽しいですね。ジョンレノンの「Happy Xmas」の歌詞には「A very Merry Xmas And ahappy New Year」がありますが、この時期はクリスマスと新年の2つの「おめでとう」がありますね。

さて、クリスマスは本来何の日でしょうか?恋人と愛を深める日・・・いいえ、違います。神の御子イエスキリストが誕生した日であります。今日は聖書の言葉から考えてみたいと思います。
 
マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。
 
エスの母、マリアはこのように言いました。分かりやすく言うと「私は神の言う事に従います」と。つまり神を信じたことである。では何を信じたと言うと、天使から言われた御子イエスを妊娠したことである。

さて皆さん、急に天使が現れ「あなたの胎内にイエスがいます」と言われ信じられますか?当時マリアは婚約者ヨセフがいました。その頃は婚前にセックスなんか禁止されてました。
 
旧約聖書箴言51819
18あなたの水の源が祝福されるように。あなたの若い時の妻と共に歓べ。19彼女は愛らしい雌鹿,麗しい山やぎである。その乳房が常にあなたを酔わせるように。その愛によって絶えず陶酔するように。
 
もちろんマリアにはヨセフという婚約者がいましたが、聖書でマリアは「男の人を知りませんのに」と言っています。なぜらな、ヨセフとセックスしてないから。そんな中に天使から突然告げられ、ヨセフとの関係を真っ先に思ったのではないでしょうか。世間にばれたら、結婚どころかマリアは死刑となるからです。そんな中「信じます」と言えるでしょうか?

クリスマスは「どんな条件でも信じる日」ではないかとこの聖句から感じます。確かに現代社会において、中々人を信じられない、あるいは切り捨てていくのではないですか。都合のいい人と一緒にいる、嫌な人といない。それは間違いではないですが、でもそれが、神の御心でしょうか。

もちろんすべて信じ、自分を苦にしてはなりません。しかし、望まない事でも、信じることによって、自分が苦ではなくプラスになれば信じる事も必要ではないでしょうか。マリアも決して胎内に御子イエスがいることは、良い条件ではないですから。しかし、そのような条件でもマリアは信じました。

クリスマスって「信じる」ことから始まった、そんな気がします。自分はクリスチャンではありません。しかし、神を信じ、来年が良い年であることを信じ、さらには自分の友を信じたいですね。