【国試問題】基盤と専門職4(解答)

11/20掲載の解答です


23回問題90より
総合的かつ包括的な相談援助に向けたジェネラリストの視点に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1.地域住民の参加を得ながら発見と見守りの機能を強化することで、予防的な働きかけを重視する。
→〇。記述通り。

2.困難な問題が重複したクライエントについては、最初に相談を受けた機関の担当ワーカーによって最後まで対処することが求められる。
→×。最初相談受けた相談機関は、適切な機関、社会資源の紹介が必要である。

3.既存の社会福祉制度の対象となる人を優先し、適切にサービスを提供することを重視する。
→×。支援において、既存の社会福祉制度に当てはまらない人の支援をする場合もあり、優先にしてはいけない。

4.支援困難な事例であってもできる限り専門職の力を借りずに地域住民で対処できるように働きかけることが目標となる。
→×。専門職と地域住民による共同で解決する。

5.援助者の方からクライエントに積極的に働きかけるのではなく、本人の意思を尊重して自ら援助を求めてきた人を対象とすることができる。
→×。援助者は地域に行き、困難を見つけることが大事である。


次回は理論と方法です